キム・ドクシャたちは、暗黒の境界で手に入れた謎の箱を開く。だが、帰還後に待っていたのは、残り20分に迫る生存費の徴収だった。
禁じられた箱から現れた星の遺物
限定版の「ランダムアイテム箱」は、かつて星流管理局に販売を禁じられた品だった。投入した品より上位の品が必ず出るうえ、価格は100万コイン。シナリオの均衡を崩すとして問題視された箱を前に、ドッケビのビリュは慌てて放送を中断する。
抽選では、投入品に関連する星座に結びついた品の出現率が高まる。箱から現れたのは、銀色の鍔と白い刃を持つ剣だった。かつてグルシアドを率いた英雄カイゼニクスの剣「折れぬ信念」で、星の遺物に分類される。炎・闇・神聖の力を宿す刃を生み出し、筋力と体力もそれぞれ2段階上げるという。星の遺物には星座の力が宿り、通常の等級では測れない価値がある。サンアとギリョンも、剣をドクシャが持つことに賛成した。
暗黒の境界からの帰還
帰路では、ギリョンが昆虫を呼び出す技能を使えないことが判明する。暗黒の番人との戦いで、周囲の昆虫が死んでいたのだ。ギリョンは別の昆虫を呼ぼうとするが、意識が薄れて鼻血を流し、地上から激しい振動が響く。彼が呼び寄せかけたのは、地上を走り回る危険な怪物・昆虫王だった。ドクシャは技能を止めさせ、許可なく使わないよう命じる。
代わりにサンアが、自分の技能で道をたどれると申し出た。ドクシャは彼女の属性を「人物一覧」で確かめようとするが、登録はなく、情報収集中という表示だけが出る。後援する星座について話せない事情も察し、追及はせず技能を使ってもらう。サンアの指先から伸びた光る糸は、誘拐された際に結んでおいたものだった。一行はそれをたどって暗闇を抜け、仲間のもとへ戻る。
仲間との合流、迫る生存費
戻った一行は地ネズミの肉を食べて体力を回復する。ヒウォンの体調も、肉に含まれる解毒成分で改善していた。ヒョンソンはドクシャから受け取った「古い鋼鉄の盾」を何度も確かめ、丁寧に磨いている。
しかし、人々が集まる場所では生存費の徴収まで残り20分となり、必要な100コインを持たない者たちが助けを求めていた。十分なコインを持つチョン・イノたちの集団は、以前コインを渡すと約束した女性たちに、さらなる性的行為を条件として突きつける。怒ったヒウォンは剣を抜き、彼女の属性には芽吹きの兆しが現れた。ドクシャは、彼女に望む属性を得させるには、まだ時を待つ必要があると考える。
選択を見つめる星座たち
生存費を払えなかった場合の結末を、その場の誰もが知っている。絶望する人々を前にサンアはドクシャを見る。コインは能力や装備を左右する、この世界の力そのものだった。秘密の策略家を含む複数の星座も、彼の選択に注目している。そして駅で最も多くのコインを持つのは、ドクシャだった。