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『全知的な読者の視点から』第49話あらすじ|預言者たちの夜(4)

ユ・ジュンヒョクを装うキム・ドクシャは、未来を知ると称する預言者たちの正体と目的を探る。仲間を巻き込んだ衝突を経て、もう一人の預言者との駆け引きが始まる。

預言者の正体と48人の生存者

イ・ソングクは、自分が「九番目に読むのをやめた者」だと明かす。彼らの言う啓示の書は、実際には途中まで読んだ小説だった。ドクシャが問い詰めると、ソングクは最後まで読んでいないことを認める。さらに、預言者は把握している限り48人おり、当初はもっと多かったものの、多くが最初のシナリオを生き延びられなかったらしい。ソングク自身も、近くにいた別の預言者の助けがなければ地下鉄車両で死んでいたという。

ソングクが操作するスマートフォンは、ハン・ドンフンの能力によってインターネットにつながっていた。情報操作能力を持つ「影の隠者王」を預言者たちの支配下に置くわけにはいかない。ドクシャは、彼らの介入によって原作の展開と自分の計画が崩れることを警戒する。

チョン・ヒウォンと新たな預言者の衝突

会話の途中で地面が揺れる。テントの外では、チョン・ヒウォンが見知らぬ男と対峙していた。男が大きな環刀で攻撃すると、ヒウォンは「三日月宗近」の特殊効果「死神の足取り」を発動。圧倒的な速さで反撃し、相手の首を斬り落とす寸前まで追い込む。

ドクシャが止めたことで男は命拾いする。ソングクが呼んだ名はチョン・ミンソプだった。「登場人物一覧」で調べても情報は表示されず、彼も預言者だと分かる。ドクシャはヒウォンを厳しく注意し、ヒウォンはユ・ジュンヒョクだと思っている彼に謝罪してイ・ヒョンソンとともにその場を離れた。

盗み聞きで明らかになる思惑

ミンソプはドクシャに謝罪する一方、その正体を疑っていた。二人が席を外すと、ドクシャはビヒョンから2,000コインで「聴覚強化」を得て、音波遮断が施されたテントの外から会話を盗み聞きする。

ミンソプは、ユ・ジュンヒョクの容姿が小説の描写と異なることや、第三回帰にはいなかった女性が同行していることを疑問視していた。ソングクは本人だと主張するが、ミンソプは確認を提案する。二人は、ユ・ジュンヒョクを取り込めば、物語を50話まで読んだ者たちに対処できるとも話していた。

キム・ナムウンの死をめぐる問い

テントに戻ったミンソプは、自分を「1,089番目に読むのをやめた者」だと名乗る。第三回帰のユ・ジュンヒョクなら仲間にしているはずの「妄想悪鬼」キム・ナムウンが、なぜ同行していないのかとドクシャに尋ね、代わりにいるヒウォンにも疑問を示した。

ドクシャは、世界が自分の知る第三回帰から変化していると理解し、その変化を望む方向へ導こうと考える。「今回の回帰では妄想悪鬼は存在しない」と答え、ナムウンが死んだことを認めた。

誰が殺したのかと問い詰めるミンソプに、ドクシャは告げる。

「キム・ナムウンは、お前たちと同じ預言者の手で死んだ」

預言者たちが驚くなか、第49話は幕を閉じる。