問いの災厄を追うドクジャとジュンヒョクの誓約
ユ・ジュンヒョクから「問いの災厄」が目覚めようとしていると知らされたキム・ドクジャは、ハン・スヨンとともに江東区へ向かう。啓示を受けているリュカオンを残し、負傷したジュンヒョクを背負って進むことになった。
ジュンヒョクは回復後にドクジャを殺さないとは約束しない。そこでドクジャは、今回の回帰の終わりまで自分を殺さないという「存在の誓約」を求める。誓約が破られれば青い炎が心臓を焼く仕組みだ。意外にもジュンヒョクはこれを受け入れるが、あとで一発殴ると付け加えた。
異世界化する街と毒殺者の正体
一行は清潭大橋を渡って広津区に入り、さらに江東区へ進む。街では異様な植物や魔物が増え、異世界化が急速に進んでいた。ソウルにはクロノス、中国には第三武林世界、日本には白い悪魔の世界が迫っているという。
ジュンヒョクによれば、ドクジャが絶対王座を壊したことで案内人たちが散り、隕石の回収に遅れが出た。その結果、放浪者たちが隕石の力を使って江東区などの異世界化を進めている。十悪の一人「毒殺者」は災厄の隕石を手にしており、その正体は千霊毒を操るイ・ソルファだった。
かつての仲間を思うジュンヒョク
ジュンヒョクが毒に侵されたのは、ソルファを仲間に誘おうとしたためだった。別の回帰では彼女は頼れる仲間であり、二度目の人生では恋人でもあったという。しかし、今回のソルファは彼の記憶にある人物とは異なる。それでも過去の彼女を信じ、再び一緒にいたいと願ったジュンヒョクの孤独に、ドクジャは理解を示す。
そのやり取りを通して、ドクジャもまたジュンヒョクを見直し始める。自分が知っていたのは、何度も悲劇を招き、人を簡単に見捨てる姿だった。だが三回目の回帰にいる彼は、まだその人物と同じではないのかもしれない。
江東区での急襲と、予想外の再会
江東区の半分はすでに異世界のようになり、毒殺者の勢力圏に入っていた。正面衝突を避けるため、ドクジャが時間を稼ぎ、その間にハン・スヨンが隕石を奪う作戦を立てる。ジュンヒョクは「問いの災厄」なら覚醒直後に抑えられると考え、ドクジャが「風の道」を身につけたと思っていたが、ドクジャにはその才能がなかった。
そこへ、毒殺者の集団から逃げる生存者たちが現れる。追っ手が放った矢は、突如空中に張り巡らされた無数の糸に絡め取られた。黒い戦闘服の女性が鋼線のような糸と二本の刃で敵を圧倒する。その正体はユ・サンア。二日ぶりに再会した彼女は、ドクジャの知る姿から大きく変わっていた。