絶対王座に座らないと宣言したキム・ドクシャに、中級トッケビは群衆をけしかけて強制的に即位させようとする。仲間たちが時間を稼ぐなか、ドクシャは北斗七星の星座たちを呼び、王座そのものを無力化する策に出る。
強制継承を阻む仲間たち
雷鳴と雨のなか、絶対王座から空へ光が伸びる。第五シナリオ「大広間」の兆候だった。中級トッケビは、ソウルが次のシナリオを乗り切るには王座の力が必要だと説き、ドクシャに着座を迫る。王座に座れば説話を築き、後援星も成長すると聞かされても、ドクシャは応じない。
王座を使えば物語の最後にたどり着けなくなると知る彼は、人々に「王国の民」のように振る舞う理由を問いかける。そして、自分は王にならず、ほかの誰にも座らせないと告げた。中級トッケビは副シナリオ「強制継承」を発動。三十分以内にドクシャを制圧し、王座に座らせれば六千コインが与えられる。報酬を求めて群衆が押し寄せるが、チョン・ヒウォン、ユ・サンア、イ・ギリョン、チョン・ミンソプ、イ・ソングクが彼を守る。美の王ミン・ジウォンと弥勒王チャ・サンギョンも、ドクシャの言葉に応じて力を貸した。
北斗七星を呼び、剣を星遺物へ
仲間に時間を稼いでもらう間、ドクシャは絶対王座を壊そうとする。取り出したのは、星座の魂から作られた「四陰魔斬剣」。簡平儀の特殊効果「星々のこだま」を使い、北斗七星の六つの星座を呼び出すが、同時に接触した負荷で鼻や耳から血が流れ、意識も圧迫される。
七つ目を呼ぶため、ドクシャは暴君王から得た龍の壺を使い、三環輪と簡平儀を犠牲にして簡平儀の使用回数を一度増やす。北斗七星をそろえた彼は、星座たちに王座とのつながりを断つ力を求めた。王座の力を借りればソウルは滅び、望む結末にも届かないと理解していたからだ。死ぬ可能性を告げられても、ドクシャの決意は変わらない。
七星の力を受けて四陰魔斬剣は星遺物へと変化する。ドクシャは剣を王座へ振り下ろし、刃が砕けるまで何度も斬りつけた。やがて王座と星座のつながりが消え、黄金の光は失われる。絶対王座はただの椅子となり、副シナリオも終了した。
星座たちと生まれた新たな説話
代償として、ドクシャには膨大な蓋然性の反動が襲いかかる。彼が意識を保とうとするなか、海上戦神や正義の禿頭将軍をはじめ、多くの星座が視線を向け、その負担を分かち合った。北斗七星も力を貸し、苦痛は少しずつ和らいでいく。
第四シナリオは予定外の事態として強制終了。中級トッケビは、ドクシャに後悔させると告げて去る。直後、ドクシャには非存在の偉業の達成と新たな説話「王のいない世界の王」の誕生、そして聖痕を得る可能性が通知された。次の回帰はない。ドクシャは、この世界で物語の最後までたどり着くことを決意する。