劇場ダンジョンでティラノサウルスと対峙したキム・ドクシャたち。仲間との連携で強敵を倒すと、映画の結末を変えることこそ攻略の鍵だと分かる。研究所の報酬を得た一行は、最後に思わぬ勝負へ踏み出す。
ティラノサウルスとの激闘
黄色い目に見据えられた一行へ、ティラノサウルスが捕食者の恐怖をもたらす。ドクシャは「第四の壁」でその影響を防ぎ、チョン・ヒウォンとイ・ジヘを左右へ散らして攻撃を指示する。ドクシャが正面で注意を引く間、二人は背後から剣を振るい、恐竜の脚に傷を負わせた。
さらにイ・ギリョンが前に出て、以前から意思を通わせていた巨大なカマキリ、ティターノを操る。カマキリが恐竜の目を攻撃して視界を乱すと、戦況は一気に有利になった。ヒウォンとジヘが攻める隙に、ドクシャは「折れぬ信念」の力で刃に炎をまとわせ、恐竜の尾から背中へよじ登って傷口へ刃を突き立てる。ついにティラノサウルスを倒し、七級種を最初に狩った報酬として1,000コインを得た。
劇場ダンジョンの攻略条件
討伐の直後、映画の結末を変えたことで劇場の主が満足したという通知が届く。ドクシャが狙っていたのは、映画本来の筋書きを再現することではない。障害を取り除き、劇場の主が望む結末を作ることが、このダンジョンの攻略法だった。一行には次の階へ進み、研究所の屋上にあるヘリポートへ向かうよう指示が出る。
先へ進む前、ドクシャはティラノサウルスに襲われた先行グループの生存者を見つける。瀕死の男は、ここへ来た理由を問われると「預言者」と「啓示」について言い残して息絶えた。ドクシャの知る物語では、未来視の能力を持つのはアンナ・クロフトだけだ。彼は、自分以外にも物語の情報を知る者がいるものの、知識の確かさは自分に及ばないのだろうと推し量る。
研究所の報酬と、ジヘとの勝負
一行はユ・ジュンヒョクを追う前に休息を取り、魔力の炎で焼いた恐竜の肉を分け合う。食事で体力を回復した後、研究所へ向かい、道中の小型恐竜を退けて内部を調べたドクシャは、体力・魔力・敏捷・筋力を高めるアンプルを多数発見する。対応する能力値が30未満なら使える貴重な品で、彼がコインを温存していたのも、この隠し報酬を見込んでいたからだった。
筋力を伸ばしたいイ・ジヘは筋力強化アンプルを求める。ドクシャは彼女の能力値を確認し、分配を決めるため勝負を提案した。じゃんけんに自信を見せるジヘに対し、ドクシャは「全知的な読者の視点」の第一段階を発動。彼女が出そうとしている手が「チョキ」だと見抜く。勝負の結果が明かされる前に、第37話は幕を閉じる。