鉄の扉の向こうに迫る脅威
地下鉄の車両内で、キム・ドクシャたちは危機に直面していた。隣の車両へ通じる鉄の扉が激しく叩かれ、今にも突破されそうになっていたのだ。
イ・ヒョンソンは相手が生存者である可能性を口にするが、ドクシャは血の残る車内を見て、最初のシナリオで乗客同士が殺し合った状況を思い返す。扉の向こうが味方とは限らない。
一行は脱出口を探す。見つかった出口はわずかに開くものの、大人が通るには狭すぎた。ドクシャは残る4700コインで力を強化する案も考えるが、状況が読めない今、使い切るのは危険だと判断する。
そこでドクシャは「登場人物一覧」で知ったイ・ヒョンソンの力を頼る。星座から授かった力の正体を悟られないよう、あえてスキルと呼んで発動を促すと、ヒョンソンの力で扉が開いた。彼はイ・ギリョンを背負い、一行は列車を脱出する。
第二シナリオと、崩れゆく橋
準備時間が終わる前に列車を出た一行の前に、トッケビが現れる。予定より3分早い脱出だったが、それによって橋が崩れる前に第二シナリオが始まった。課題は、20分以内に橋を渡って駅へ到達すること。成功報酬は200コインだ。
イ・ヒョンソンはイ・ギリョンを背負って先頭を走り、ハン・ミョンオ、ユ・サンア、ドクシャが続く。だが漢江に巨大な魚竜が現れ、橋脚を食い破り始める。トッケビは難易度をEからDへ引き上げ、地下鉄の乗客や橋上で命を落とした運転手たちまで魔人となって襲いかかった。
イ・ヒョンソンとギリョンは先に安全区域へ進む一方、ドクシャたち三人は魔人に足止めされる。その間に魚竜が橋へ噛みつき、橋は轟音とともに崩落した。ドクシャの側にはユ・サンアと、片脚を負傷したハン・ミョンオが残る。対岸の二人とは、崩れた橋に隔てられてしまった。
偶数人しか渡れない光の橋
橋の崩落を告げるメッセージに続き、断絶した両岸の間に光の橋が現れる。しかし渡れるのは偶数人数だけで、奇数人数で渡ろうとすれば橋は消えるという。
ドクシャは、ユ・サンアを選んだ星座が彼女を救おうとしているのではないかと推測する。ところが「登場人物一覧」を使っても、サンアの情報は表示されない。正体を確かめる時間はなく、巨大な魚竜も再び動き出していた。
こちら側にいるのは三人。全員で橋を渡ることはできず、ドクシャは誰か一人が犠牲にならなければならない状況に直面する。誰が渡り、誰が残されるのか――残酷な選択を前に、第8話は幕を閉じる。