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『全知的な読者の視点から』第58話あらすじ|第一使徒が隠していた正体

第58話「主人公の一人称視点(5)」では、第一使徒が語る「啓示の書」の正体にキム・ドクシャが迫る。一方、ユ・ジュンヒョクは未来を知ると主張する二人を前に、独自の判断を下す。

第一使徒が語る「啓示の書」

第一使徒の職業は「作家」だった。作家は、分身能力を得られる数少ない職業の一つだという。第一使徒は、自分が「啓示の書」の唯一の所有者だと主張する。ユ・ジュンヒョクの「嘘看破」は、その説明も、啓示が未来を描いた壮大な物語だという話も真実と判定した。

しかしドクシャは、第一使徒が『滅亡した世界で生き残る3つの方法』の作者ではないと考える。作者なら、ドクシャに本文のテキスト版が送られていたことを知っているはずだからだ。

第一使徒は西大門刑務所にいる女性にも言及するが、ドクシャは正体を明かさず、自分のほうが未来を詳しく知っていると告げる。その発言も「嘘看破」によって真実と認められた。

ユ・ジュンヒョクが下した判断

追い詰められた第一使徒はユ・ジュンヒョクに協力を申し出る。第46シナリオやアンナ・クロフトたちとの戦いを持ち出し、ドクシャを殺すよう要求した。

ユ・ジュンヒョクは「賢者の目」で第一使徒を確認する。一方、ドクシャの「登場人物一覧」には相手が登録されておらず、情報を読み取れなかった。

ユ・ジュンヒョクはドクシャの首に剣を当て、第一使徒に自分が彼を殺すか予言させる。第一使徒は殺すと断言するが、ユ・ジュンヒョクが踏み砕いたのは第一使徒の分身の頭だった。分身を破壊しても本体は死なないものの、精神には大きな損傷が及ぶ。ユ・ジュンヒョクはドクシャを生かして立ち去ろうとした。

北へ向かうための交渉

ドクシャはユ・ジュンヒョクに同行を提案するが、彼は借りを返したとして拒む。ドクシャは、第4シナリオ終了まで残り48時間しかないこと、黒い旗を完成させるには20駅の占領が必要なことを指摘する。そして中区ではなく北へ進み、暴君王の領土を奪うよう勧めた。

ユ・ジュンヒョクが協力の条件を尋ねると、ドクシャは第一使徒の属性を知りたいと答える。特に「最後に去る者」以外の属性を尋ねた。

第一使徒の正体と新たな作戦

10分後、ドクシャはチョン・ミンソプとイ・ソングクを呼び出し、「SSSSS級無限回帰者」という小説について尋ねる。ドクシャ自身がかつて読み、『滅亡した世界で生き残る3つの方法』との類似を指摘して、読者から非難された作品だった。

第一使徒の正体は、その小説の作者だった。彼は原作の序盤を模倣していたため、自作のテキストから未来をある程度把握できる。しかし盗作したのは序盤だけで、時間が進めばその情報は通用しなくなる。

ドクシャは、暴君王が預言者たちを利用していることに着目する。そして二人に「SSSSS級無限回帰者」のテキストを作って広める計画を伝えた。複数の敵がいるなら、互いに争わせればよい。ドクシャは情報を広め、暴君王への対抗策を動かそうとする。