イ・ジヘに案内され、キム・ドクジャたちは忠武路へ入る。そこでは「部屋」と呼ばれる緑の区画をめぐる独自のルールが支配していた。地主連合が駅の生活基盤を握るなか、イ・ギリョンの転倒をきっかけに、一行は危険な請求を突きつけられる。
忠武路で待ち受ける人々
忠武路駅に着いた一行を迎えたのは、荒れたホームと、軍服姿で酒を飲む中年の男たちだった。彼らは新参者が硬貨を持っていると考え、ユ・サンアに安い部屋を貸そうと誘う。イ・ジヘはその言葉を遮り、相手を追い払うと、一行に「ここからは自分たちで対処して」と告げた。
忠武路は第三シナリオの舞台となっており、これまでとは異なる規則が動いている。ホームには刃物を持った人々がおり、緑色に光る床の区画をめぐって緊張が広がっていた。ドクジャがユ・ジュンヒョクの居場所を尋ねると、ジヘは警戒しながらも、彼を捜しに出る。代わりに少年へ一行の見張りを任せた。
少年はユ・ジュンヒョクを慕う仲間の一人だった。話によると、三日前、ユ・ジュンヒョクはジヘたちを怪物から救った。人々は彼の圧倒的な強さに魅了され、後を追うようになったという。ドクジャたちは意識のないチョン・ヒウォンを介抱しながら、忠武路の事情を聞き出す。食料は主にジヘの狩りに頼り、水を得るには上階の地主連合へ食料や硬貨を渡す必要があった。
「部屋」を握る地主連合
地主連合は、忠武路の上階を占める家主たちの集団だった。ドクジャはその名を知っており、十悪の一人がここにいるのではないかと考える。
イ・ギリョンがトイレへ行きたいと言い、ユ・サンアも同行を申し出る。しかし、少年によれば地下二階のトイレへ行くのは簡単ではない。駅の仕組みを確かめる必要もあり、ドクジャたちは少年とともに上階へ向かう。道中、床の緑色の区画が「部屋」と呼ばれていると教えられる。第三シナリオに関わる緑地帯で、表示には一人用や七人用などの収容人数が示されていた。下層では部屋を奪い合う争いが起き、地下二階に近づくにつれて人々の警戒は強まる。
地下三階から地下一階の大半は地主連合が支配していた。生活に欠かせない設備が集まる階まで一つの連合が押さえている。ユ・ジュンヒョクは人々を救った後、自分の力で生き延びるよう告げていたが、連合の支配には手を出していない様子だった。
地下二階で突きつけられた要求
地下二階では、人々が緑地帯を厳重に守っていた。トイレへ続く通路には大勢が集まり、硬貨を払えない者たちが、もう一日滞在させてほしいと懇願している。
混雑の中でイ・ギリョンが誰かに押され、転倒する。すると彼が私有地に侵入したという通知が現れ、人々は一斉に後ずさった。床には赤い境界線が浮かび上がり、地主連合側の中年の男がギリョンへ近づく。男は土地への無断侵入を責め、レベル3の「武装区域」を発動。地面から小型砲塔がせり上がり、侵入料として硬貨500枚を要求した。払わなければ、周囲の砲塔が一斉に発砲するという。
男はギリョンの保護者であるドクジャにも支払いを迫る。差し出された手を見て笑みを浮かべたドクジャは、こうした連中を放置しているユ・ジュンヒョクに疑問を抱く。忠武路の仕組みが見え始めたところで、事態は一触即発の局面を迎える。