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『全知的な読者の視点から』第15話あらすじ|毒霧の地上と地下駅の対立

流星群が第三メインシナリオの始まりを告げる。ユ・ジュンヒョクは、魚竜を追って漢江へ入ったキム・ドクシャが三日たっても戻らないことから、彼を待つのを諦めて一人で進もうとする。しかし、その判断は早すぎたのかもしれない。魚竜の体内を脱したドクシャは、毒霧が広がる地上で負傷した女性を救い、地下駅で新たな対立に直面する。

流星群の下で、ユ・ジュンヒョクが下す判断

東湖大橋の近くでは、魚竜の群れが下流へ移動し、辺りは静まり返っていた。ドクシャが漢江へ入ってから三日。ユ・ジュンヒョクは、最初のレベルで魚竜を捕らえるよう求めたのは無理だったかもしれないと思いながらも、それができなければ同行させても足手まといになると考える。失望した彼は、今度こそ一人で運命を変えると決めて立ち去る。だが、振り返るには少し早かったようだ。

魚竜の体内から漢江へ

ドクシャは魚竜の体内で目を覚ます。疲労と傷を癒やすため、500コインで購入した「エレインの森の生命力」を使い、二時間眠っていた。やがて、消化液で弾力を失った胃壁に棘を打ち込み、崩れた箇所から流れ込む水とともに漢江へ脱出する。魚竜の死骸を浮き具にして泳ぎ、三十分後、ようやく陸へたどり着いた。

しかし、そこは第二メインシナリオの区域だった。紫色の毒霧に触れた皮膚は黒く変色し、その発生源では全長三十メートルを超える七級モンスター「巨大な毒サイ」と、昆虫の王に属すると思われる怪物が争っている。ドクシャは、二十分間空気清浄器の代わりになる「エレイン猿の肺」を使い、最寄りの地下駅である金湖駅を目指す。

毒霧の作用時間が迫るなか、ドクシャは死者の衣服を調達し、地下で取引材料にするためコンビニから食料を集める。その途中、マスクを着けた若い女性が助けを求めているのを見つけた。中毒症状は進んでいたが、深刻化は免れている。彼は女性を抱え、残り時間を気にしながら駅へ急ぐ。

閉ざされた駅で始まる対立

金湖駅の出入口は防火シャッターで閉ざされ、内部の人々は満員を理由に受け入れを拒む。ドクシャは棘をてこにして四番出口のシャッターを持ち上げ、女性とともに安全区域へ入る。彼女に「エレイン猿の肺」を渡して毒の影響を和らげようとしたところへ、今度は鉄パイプを持った男たちが現れた。

男たちは女性を威圧し、ドクシャが持ち込んだ食料も渡すよう求める。会話には「チョルス」という名が出るが、ドクシャには心当たりがない。彼らの振る舞いに、星座「緊箍児の囚人」は不快感を示し、「悪魔のような炎の審判官」は怒りをあらわにする。

星座たちの要請で発生したのは、妨害者を五分以内に無力化するF難度のサブシナリオ「妨害者の排除」。報酬と失敗時の結果は、まだ明かされていない。展開を予想していたドクシャは棘を手に立ち上がり、緊張が高まる地下駅で、星座たちが見守る次の局面へ踏み出す。