「第四の壁」に阻まれる干渉
ビヒョンが試みた「システム干渉」は、キム・ドクシャの専用スキル「第四の壁」に阻まれた。ドクシャの属性情報を確かめようとするたびにビヒョンは弾かれ、ついには毛を焦がしてしまう。ドクシャは、この壁が化身のスキルだけでなくドッケビのシステム干渉まで拒むのだと考える。自分自身も属性ウィンドウを見られないまま、彼は急を要する状況を前に別の手を求めた。
開かれた「トッケビの袋」と星座たちの疑念
ドクシャがビヒョンに要求したのは、スポンサーの力ではなく、コインで商品を買える「トッケビの袋」だった。スポンサーのいない化身には使えないと渋るビヒョンに対し、ドクシャは「スポンサーのいる化身が使う」ことと「スポンサーがいなければ使えない」ことは別だと指摘する。ビヒョンがマニュアルを確かめて利用を認めると、配信チャンネルが再開し、星座たちが戻ってきた。
ビヒョンの頭上には20の星が現れ、星座の一部は配信の公平性やドクシャへの特別扱いを疑う。ビヒョンは放送停止が意図的なものではなくサーバーエラーだったと釈明するが、ドクシャは商品探しを進める。検索は1日5回まで無料で、それを超えると1回につき100コインかかる。
高額商品を見送り、必要な素材を選ぶ
ドクシャが目を留めた「古代竜の心臓」はSS評価、価格は1,500,000コインだったが、すでに売り切れ。「大悪魔の瞳」も在庫はなく、「白純星のエネルギー」は1つ残っていたものの、10,000コインのため今は買えない。そこで彼が選んだのは、派手な商品ではなく魚竜への対抗策に必要な素材だった。
購入したのはハンマーシーホースの粘液4つと、ストーンホッグの鋭い棘を4本。合計800コインを支払う。ビヒョンは通常8,000コインの「ウォリョン剣術」を4,000コインに値下げすると勧めるが、ドクシャは断った。買った素材は、魚竜の消化液から棘を守り、棘を魚竜の体内で成長させるための組み合わせだった。
消化液の噴出と、胃の中からの反撃
ビヒョンが立ち去ると、周囲は再び暗闇に包まれる。ドクシャは淡く青く光る棘を手に、右、左、上、下と振る練習を1時間続けた。ようやく扱いに慣れたところで魚竜の胃壁を突くが、弾力のある壁を貫くことはできない。その直後、胃壁の小さな穴が開き、消化液が一斉に噴き出した。液は胃の中に浮かぶ物や人々を溶かし始める。
ドクシャは胃壁をよじ登り、粘液を棘に塗って消化液から守りながら、排出口へ打ち込んで塞いでいく。作業中、流れ落ちた消化液が前腕の皮膚を傷つける。それでも手を止めずに続けると、「第四の壁」が痛みを一部和らげた。落ち着いて作業する姿を見た星座たちからは、200コインの支援も届く。
ドクシャは3か所の排出口を塞いだ。やがて魚竜の胃が震え、棘は血管へ広がりながら体液を吸収し、魚竜の体内に根を張り始める。魚竜は苦痛の叫びを上げるが、まだ決着はついていない。最後の棘を握るドクシャは、自分と魚竜のどちらが生き残るかという戦いに身を置いたまま、次の局面を迎える。