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『全知的な読者の視点から』第19話あらすじ|第5エピソード「影の守護者(1)」

食料を失った生存者たちに、新たな課題が突きつけられる。偵察への参加を迫るチョン・イノに対し、キム・ドクシャは地下の怪物を狩る道を選ぶ。仲間たちは暗いトンネルへ進み、十三匹の地ネズミと対峙する。

食料を失った駅で、ドクシャが選んだ道

トッケビが姿を消すと、生存者たちの食料は一斉になくなった。食料に関する罰則は予想していたキム・ドクシャも、生存に関する新たな罰則までは知らなかった。チョン・イノは混乱を収めるため、周縁層の人々に偵察を求め、参加しない者には食料を配らないと告げる。危機のなかで主流派の支配が強まる一方、ドクシャは別の方法を考えていた。

地上には毒霧があり、古びた防毒マスクでは身を守れない。ドクシャは、食料を得るために人間が地上へ戻るのではなく、地下の怪物を狩ると決める。チョン・イノは探索を認めるが、情報を得るためハン・ミョンオを同行させた。ドクシャ、イ・ヒョンソン、イ・ギリョン、ユ・サンア、ハン・ミョンオに、回復途中のチョン・ヒウォンを加えた六人が探索隊となる。

暗闇の先に残されたもの

トンネルに入った一行には、食べられる怪物を自分たちで狩り、調理する副次的なシナリオが発生する。報酬は500コインだが、失敗した場合に何が起きるかは示されない。イ・ヒョンソンは女性や子どもの参加を心配するものの、ドクシャは能力値を伸ばせる世界では、以前の身体的な常識だけで弱さを決められないと説く。

イ・ギリョンは昆虫を操る力を見せ、ゴキブリを通じて前方100歩まで安全だと知らせる。暗闇の奥には人間の遺体と、群れで獲物を襲う九級の地下生物・地ネズミの死骸が散らばっていた。ドクシャはユ・ジュンヒョクが先に一人で通ったのだと気づくが、小説で知っていた時期より行動が早いことを不審に思う。

ドクシャたちは地ネズミの骨を使い、ヒウォンには刃物、ほかの仲間には槍などの武器を作る。自力で武器を得た一行には星座から100コインが贈られた。ドクシャは生存費用を残し、余ったコインを筋力・体力・敏捷性に回すよう助言する。

十三匹との戦いが始まる

ギリョンが安全だと示した範囲を越えたところで、地ネズミが地中から現れる。数は十三匹。ドクシャは仲間が全員生き残れるとは考えていないと率直に告げながら、それでも生き延びてほしいと求める。自分の力で生きる覚悟を持てるか――その試練を前に、一行が境界線を越えると怪物たちが動き出す。初めての本格的な狩りが始まるところで、第19話は幕を閉じる。