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『全知的な読者の視点から』第20話あらすじ|第5エピソード「影の守護者(2)」

地ネズミとの戦いで力を合わせるドクシャたち。初勝利の直後、ハン・ミョンオとユ・サンアが地下へ連れ去られる。救出と宝探し、どちらを優先するのか――ドクシャの打算を見抜いたイ・ギリョンは、それでも彼を信じる。

地ネズミとの戦いで見えた仲間たちの実力

戦闘が始まると、前衛に立ったキム・ドクシャ、イ・ヒョンソン、チョン・ヒウォンが地ネズミを迎え撃つ。ヒョンソンは怪物の前でも落ち着きを崩さず、ヒウォンは剣道の技能と力を生かして敵の脚や尾を斬りつけた。後衛でもイ・ギリョンが鈍器を投げ、ユ・サンアが槍で応戦する。ハン・ミョンオは恐怖で身を隠していたものの、仲間たちは大きな負傷をせず、初めての戦いを乗り切った。

戦闘後、ドクシャは仲間の討伐数を聞き、ヒョンソンの能力情報を確かめる。彼は「鋼鉄の主」から、能力値を伸ばし、武器訓練を学べる初心者向けの支援を受けていた。少し羨ましく思うドクシャだったが、自分の平均能力値はすでに支援の対象を超えている。地ネズミを食料にしようと提案した彼の落ち着きに、ヒョンソンは「この状況を知っているのでは」と疑問を向ける。

ハン・ミョンオを追って暗闇へ

返事を考えるドクシャの前で、最後に残っていた大型の地ネズミが動いた。ミョンオの脚をつかんで地下へ引きずり込み、助けようとしたサンアまで道連れにしてしまう。ヒョンソンたちは救助に間に合わず、ドクシャは穴の奥にただならぬ気配を感じ取った。

彼はスマートフォンで物語の記述を調べ、穴が地ネズミの生息域「暗黒の境界」へ続いていると知る。大勢で進むのは危険だと判断し、毒霧の影響が残るヒウォンとヒョンソンを入口に残して、ギリョンだけを連れて暗闇へ入った。光を吸収する黒いエーテルの中では、懐中電灯も役に立たない。ギリョンの「多様な意思疎通」の力を頼りに、二人は奥を目指す。

ギリョンが見抜いたドクシャの打算

道中、ギリョンはミョンオがサンアを巻き込んだとき、ドクシャが見過ごしたのではないかと問いかける。ドクシャは隠さず認めた。地ネズミは獲物と宝を同じ場所へ集めるため、追跡すれば宝物庫を見つけられると考えたのだ。ミョンオが連れ去られることは予想していたが、サンアまで巻き込まれるとは思っていなかったという。

救出よりもアイテムが目的なのかと確かめるギリョンに、ドクシャはその通りだと答える。それでもギリョンは失望しない。地下鉄で自分を救ったドクシャを信じているからだ。そのまっすぐな言葉に、ドクシャは子どもの純粋さを利用する大人たちのことを思う。

さらに奥へ進みながら、ギリョンは物語を最後まで乗り越えれば願いを叶えられるのかと尋ねる。ドクシャは、主人公ではなく主人公を羨んでいるのだと答えたあと、物語の終わりには報酬があると告げる。やがて黒いエーテルが薄れ、明かりの先に古びた箱が現れた。新たな副次シナリオの通知が響き、二人は「地ネズミの宝物庫」にたどり着く。