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『全知的な読者の視点から』第10話あらすじ|ユ・ジュンヒョクとの駆け引き、橋の上の試練

緊迫するユ・ジュンヒョクとの対面

橋の上でユ・ジュンヒョクに首元をつかまれ、宙づりにされたキム・ドクシャ。橋の向こうにはイ・ヒョンソンが見えますが、安全区域を隔てる結界のため、彼らにはこちらの様子が伝わりません。

ユ・ジュンヒョクはドクシャの名前と地下鉄での生存方法を問い、答えを渋る彼に拳を二度見舞います。回帰を重ね、目的のためならためらわない人物になったとドクシャは知っています。それでも彼は屈せず、相手が年下のプロゲーマーだったことを挙げて敬語を求めます。さらに、長く読んできた物語の主人公であるユ・ジュンヒョクのファンだったと告げます。ユ・ジュンヒョクは一瞬、懐かしむような表情を見せます。

変わってしまった未来と互いの疑念

尋問の最中、ドクシャは専用スキル「全知的読者の視点」の第2段階を使えるようになり、ユ・ジュンヒョクの思考を読み取ります。彼は、本来なら地下鉄3807号車で生き残るのはイ・ヒョンソンとキム・ナムウンだけのはずだったのに、現実ではキム・ナムウンが死に、ほかの乗客が生き残ったことに疑問を抱いていました。

ドクシャはトッケビが現れてから最初のシナリオを突破するまでを説明しますが、自分のスキルや重要な情報は伏せます。昆虫を見つけたのは前の車両の爆発で少年が昆虫採集網を落としたためだと話し、ユ・ジュンヒョクの疑いをかわします。彼はドクシャを回帰者ではないと判断し、未来を変えたのは自分自身の行動だったと思い至ります。

しかし警戒は解けません。ユ・ジュンヒョクが相手の情報を見抜く「賢者の目」を使うと、ドクシャの「第四の壁」が発動してその能力を遮断。正体の分からないドクシャを危険視し、ユ・ジュンヒョクは殺意を強めます。

未来を知る者として持ちかけた共闘

窮地に立たされたドクシャは、自分にはユ・ジュンヒョクの知らない未来が分かると告げます。嘘を見抜く能力でも真実と判定されたため、ユ・ジュンヒョクは彼を「予言者」ではないかと推測します。

ドクシャはその見立てを利用し、回帰者が知る未来も行動によって変わるため完全ではないと指摘。46番目のシナリオを一人で突破できないはずだと告げ、自分を仲間にするよう提案します。終了まで残りわずかな時間を前に、ユ・ジュンヒョクはドクシャを仲間にすると決めます。

橋の上での最後の試し

思考を読むスキルが精神力の消耗で解除され、二人は首元をつかまれたまま偶数の橋を渡ります。安全区域を目前にしてユ・ジュンヒョクは足を止め、「予言者なら自分の手が離れるかも分かるはずだ」と、ドクシャを宙へ持ち上げます。眼下には、血の匂いに引き寄せられた巨大な魚竜たちが迫っていました。

ドクシャは、相手の部下ではなく対等な協力者として扱うこと、互いに協力することを求めます。そして「手を離して立ち去れ」と挑発。ユ・ジュンヒョクの手は本当に離れ、ドクシャは漢江へ落下します。彼は落ちていくドクシャを見て「本物の予言者だ」と信じ、落下地点では巨大な海の怪物の口が待ち受けていました。

ドクシャが冷たい水と衝撃に襲われると、シナリオ失敗の通知が表示されます。共闘の約束が形になりかけた直後、彼は絶体絶命に。それでも最後に「あの方法」を使うしかないと考え、第10話は次の一手を残して幕を閉じます。