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『全知的な読者の視点から』第43話あらすじ|白旗の支配権と第4メインシナリオの開幕

キム・ドクシャは忠武路駅の白旗を手に入れ、駅の代表者になるための最後の5分間を迎える。コン・ピルドゥ率いる地主連合の抵抗を抑えた先には、駅の支配権をめぐる選択と、新たな戦いが待ち受けていた。

白旗を守る5分間と地主連合の抵抗

白旗をつかんだキム・ドクシャの体に強い力が流れ込む。本来は3回目の回帰におけるユ・ジュンヒョクが手にするはずだった旗だが、ドクシャはそのまま占有を進める。

白旗を5分間守れば忠武路駅の支配権が確定する。コン・ピルドゥの指示で地主連合の構成員たちが殺到するが、ドクシャはイ・ヒョンソンにA級アイテム「ヘラクレスの盾」を渡す。ヒョンソンが専用技能「広域防御」を発動すると、一行を包む防御障壁が形成され、敵の攻撃を防いだ。

コン・ピルドゥも強化された「武装区域」で対抗しようとする。しかし、ドクシャは以前結んだ契約の「命令権」を使い、彼を地面に伏せさせたまま砲台を解除させ、さらに30分間の沈黙を命じる。地主連合は指導者が無力化されたことで混乱に陥った。

忠武路駅の新たな代表者

抵抗を封じたドクシャは、生存者たちに二つの選択肢を示す。忠武路駅を離れて別の駅へ向かうか、自分の管理下に残るかというものだった。

ドクシャは地主連合のような横暴を認めず、税や生存のための金銭も徴収しないと宣言する。ただし、外部からの危険には一定の安全を保障する一方、個人間の争いには介入しないという方針も伝えた。

多くの人々が残留を選び、地主連合の5人は明洞方面のトンネルへ去っていく。コン・ピルドゥだけはドクシャによって引き留められた。

5分が経過するとサブシナリオは終了し、ドクシャは報酬の1,000コインと、24人からなる忠武路グループの支配権を獲得する。白旗には命令に逆らう構成員への処罰権もあったが、彼は去った5人を罰しなかった。

ただし、白旗だけでは「王」の称号を得るには名声が足りず、その道を進むには旗の色を変える必要があった。

第4メインシナリオ「旗争奪戦」

やがてビヒョンが現れ、第4メインシナリオ「旗争奪戦」の開始を告げる。難易度はC級、制限時間は12日間、成功報酬は2,000コインだった。

各駅には旗と旗竿が存在し、代表者は自分たちの旗を守りながら、指定された駅の旗竿を占有しなければならない。旗を奪われたグループは相手の支配下に入り、目標の占有に失敗すれば構成員全員が死亡する。

忠武路グループに指定された目標は、6号線の昌信駅だった。

説明を聞いたユ・サンアとイ・ヒョンソンは、敵対するグループを受け入れれば犠牲者を出さずに達成できる可能性を考える。しかし、未来を知るドクシャは、第4シナリオがこれまで以上の死者を生むことを認識していた。

チョン・ヒウォンたちは路線図を確認し、駅の防衛と偵察のために人員を分ける案を話し合う。シナリオの開始とともに忠武路駅の安全境界も解除され、駅間の移動が可能になった。

コン・ピルドゥへの提案と接近する何者か

ドクシャはコン・ピルドゥに、忠武路駅の防衛を任せると告げる。今回は命令権で強制せず、協力すれば報酬を与えるという提案だった。

さらに、土地への執着に触れたうえで家族のことを考えるよう促すと、ピルドゥは驚きを見せる。

その瞬間、4号線のトンネルから大きな警笛が響き、線路の先にヘッドライトが現れる。バイクのエンジン音と排気音を伴い、何かが忠武路駅へ近づいてきていた。