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『全知的な読者の視点から』第41話あらすじ|劇場の主を倒し、ソウルに迫る新たな災厄

劇場の主の分身に操られたユ・ジュンヒョクとの戦いは続く。キム・ドクシャはイ・ギリョンの助力を得て分身へ迫り、「第四の壁」にも異変が起きる。劇場ダンジョンの結界が消えた後、夜明けのソウルには次のメインシナリオを告げる流星が降り始める。

炎の刃でユ・ジュンヒョクを止める

ドクシャの言葉に一瞬反応したユ・ジュンヒョクだったが、劇場の主の分身が支配を強め、再び理性を失う。彼の技能は「伝承」によって成長を続け、ドクシャは才能の差を痛感する。イ・ギリョンの鼻から血が流れ、作戦を実行する時が来ていた。

ドクシャは以前ユ・ジュンヒョクと交わした言葉を思い出し、「信仰の刃」と「折れぬ信念」の力を発動。エーテルを炎へ変え、聖痕「剣の歌」によって炎の矢を降らせる。ユ・ジュンヒョクの体に傷を負わせ、動きを止めることには成功した。ドクシャは彼を倒すのではなく、この世界に必要な存在として守ろうとしていた。

しかし、ユ・ジュンヒョクは「回復」で立ち直り、ドクシャを追う。赤鳳瞬歩を使う相手から逃げ切れず、ドクシャは最後の策としてイ・ギリョンの名を叫んだ。

イ・ギリョンが呼んだ昆虫王

声に応じて、天上の庭園を覆う黒い天井に大きな亀裂が走る。イ・ギリョンは鼻血を流しながら「多様な意思疎通」を使い、巨大なカマキリに似た六級昆虫王ティタノプテラを呼び寄せていた。昆虫王は結界を突き破り、劇場の主へ襲いかかる。

ユ・ジュンヒョクはその前に立ちはだかり、昆虫王の攻撃を受けても倒れず、反撃まで繰り出す。劇場の主の分身はユ・ジュンヒョクなら勝てると考えるが、その隙にドクシャが分身へ接近する。

「第四の壁」が引き起こした異変

分身は幻影を生み出し、地鼠や毒サイ、ティラノサウルスなど、ドクシャがこれまで遭遇した怪物を見せる。さらにユ・ジュンヒョクを操った精神侵食を仕掛けるが、ドクシャの内面には、読み続けてきた小説の文章が広がっていた。

「第四の壁」が発動すると、分身はドクシャの内側にある光景に動揺し、彼を畏れるような反応を見せる。刃が届く寸前、分身はまばゆい光に包まれて消滅した。ドクシャ自身にも理由は分からないまま、分身の初討伐と隠しシナリオの達成が告げられ、報酬として合計13,000コインを得る。

劇場の主の支配から解放されたユ・ジュンヒョクは倒れたものの、生きていた。イ・ギリョンも無事だったが、力を使い果たしてドクシャの腕の中で気を失う。劇場ダンジョンの結界が消えると、昆虫王は飛び去り、チョン・ヒウォンとイ・ジヘも合流した。

流星に託す願い

第三のメインシナリオの終了が迫り、夜明けの光が崩壊したソウルを照らす。毒霧は消えたが、街では人々が争い、ソウル全体は巨大な透明の結界に閉じ込められていた。

意識を取り戻したイ・ギリョンが空を指す。降り注ぐ流星は新たなメインシナリオの前触れで、まもなく「広間」が開くという。遠くからは美しく見える流星も、その落下地点には新たな悪夢をもたらす。

願い事をしたかと尋ねられたドクシャは、静かに答える。

「小説のエピローグを見届けたい」

ひび割れ始めた空を見上げる彼は、日の出とともに鬼怪たちが新たな地獄を開くことを予感していた。第41話は、迫り来る災厄を前に幕を閉じる。