本文へ移動
ノベルエンジン

『小説の中のエキストラ』第99話あらすじ|盾の隙間を貫く曲射と突然の誕生日祝い

チーム対抗戦の競技場は試合開始とともに岩や茂みのある山岳地形へ変わった。レイチェルとジン・ホスンが前衛を進む一方、キム・ハジンは木に登り、高所から援護する。敵の射手が放った矢を身を反らしてかわし、次の矢は銃弾で軌道をそらす。射手は仲間のデユンに対処を任せ、前線へ狙いを戻した。 レイチェルとホスンは、抜刀の速さと風のような剣技を持つミヤモト・ヨウヘイと対峙する

チーム対抗戦の競技場は試合開始とともに岩や茂みのある山岳地形へ変わった。レイチェルとジン・ホスンが前衛を進む一方、キム・ハジンは木に登り、高所から援護する。敵の射手が放った矢を身を反らしてかわし、次の矢は銃弾で軌道をそらす。射手は仲間のデユンに対処を任せ、前線へ狙いを戻した。

レイチェルとホスンは、抜刀の速さと風のような剣技を持つミヤモト・ヨウヘイと対峙する。相手はヨウヘイを前衛に、射手を中央に置き、戦士と支援役が後衛の魔法使いを守る布陣だった。ハジンは魔法使いを狙って迂回するが、斧を使う戦士に見つかる。支援役は盾を増やして魔法使いを囲う。ハジンはパルクールで木々を移り、戦士の斧が木を砕いた瞬間に跳び上がって弾丸時間を発動。盾のわずかな隙間を曲射で抜き、魔法使いヨン・スファンの首の防具に命中させる。防御魔法を使わず魔力を温存していたスファンは、競技の規則で脱落した。魔力支援を失ったヨウヘイは押され、射手もトマーの魔法攻撃への対処に追われ、ハジンたちが勝利する。

試合後の情報によると、ヨウヘイの「風の契約」は風のような動きと複数の斬撃を可能にするが、魔力量が少なく長期戦に弱い。スファンの「標的連鎖」は遠距離から対象へ魔法と魔力を送る術だった。レイチェルとイ・ボッキュはハジンの働きを称賛する。トマーを探したハジンは、彼女が任務の遅れや預かった品の紛失を責められ、金を借りようとしている電話を聞く。フェルニン・ジーザスの情報料三億ウォンを用意できないと察し、借用書があれば貸すと申し出た。

競技場を出ると、チェ・ナユンからキム・スホが試合を褒めていたと聞く。ヨンハには口径五・五六ミリの高級魔法弾を六百発、計一億二千万ウォンで調達するよう頼む。高麗人参は二週間後に薬になる予定で、追加分が手に入れば会社の株式と交換する話もまとまった。近くではシン・ジョンハクが、なぜナユンはハジンと親しくするのかと責める。以前の誤解だったとナユンは弁明し、ヨンハは気にしないようハジンに告げた。

午後七時、寮へ戻ったハジンにエバンデルは、ハヤンに引っかかれたと訴える。床に散らばった猫用おやつを見て尋ねると、エバンデルは味見しようとしたと白状した。そこへレイチェルから試合をねぎらう誕生日祝いとカラオケの誘いが届く。ハジンは今日が九月八日、自分の誕生日だと思い出す。彼女が知っていたのは、メッセンジャーのプロフィールに誕生日表示があったからだった。