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『全知的な読者の視点から』第100話あらすじ|洪水の災厄(4)

第100話では、キム・ドクシャが第五の災厄の出現場所と推測したノドゥル島へ向かいます。島ではユ・ジュンヒョクたちがすでに動いていましたが、災厄への対処をめぐり、二人の認識に大きな食い違いが生じます。

魚竜の女王と漢江の島

ドクシャは魚竜の女王ミラバードに乗り、追跡者を振り切って漢江を進みます。同じ技能を使っても女王を思いどおりに動かすのは難しく、彼女に何度も水中へ引きずり込まれました。それでも進路を龍山区の南西へ向け、第五の災厄が孵化する可能性の高い島を目指します。

ドクシャが読んでいた『滅亡した世界で生き残る3つの方法』には、第五の災厄は漢江の人工島で孵化するとありました。小説では年代が明示されず、地名も一定しないため、記述と隕石の大きさを手がかりにノドゥル島だと判断します。島に着くと女王に振り落とされ、ミラバードは漢江へ戻っていきました。「しおり」の技能も解除され、ドクシャは木陰に隠れて上陸してくる化身たちをうかがいます。

イ・ジヘと島を守るイ・ヒョンソン

飛行技能を使う化身たちが島を捜索するなか、制服に黒いパーカーを重ねた少女が現れ、剣で男たちの腕を斬りつけます。彼女は忠誠と戦争を司る公爵の後援を受けるイ・ジヘでした。頭上に追跡対象の印が残っていたため、ドクシャは隠れ場所を見抜かれます。ジヘは「師匠が悲しむから」と彼を攻撃せず、再会を果たしました。

ジヘは、ユ・ジュンヒョクが数日前に迎えに来たと話します。十日ぶりに会った彼女は大きく成長し、能力値は第五シナリオの上限に達していました。さらに、師匠が最後の災厄を対処しているから危険はないと言います。ドクシャはその言葉に驚きます。

追跡者たちは船や水泳、特殊技能で島へ押し寄せます。ドクシャは彼らを災厄との戦いに参加させるつもりでしたが、ジヘたちは島への立ち入りを阻止していました。入口にはイ・ヒョンソンも立ち、第6502部隊の中尉を名乗って危険区域への侵入を警告します。抵抗した化身を漢江の対岸まで投げ飛ばした後、追ってきた一団には「大山砕き」を放ち、島を揺らして侵入者を吹き飛ばしました。

ユ・ジュンヒョクの計画

島の中央には、赤い気配を放つ巨大な隕石がありました。その前にイ・ソルファが立ち、隕石の裏側からユ・ジュンヒョクが現れます。巨大な災厄の隕石には、黄色い「案内人の隕石」が埋め込まれていました。

ジュンヒョクは、後に妨害となる案内人を、対処できるうちに排除するため、案内人の隕石を災厄に取り込ませようとしていました。つまり、災厄の孵化を早める計画です。危険を承知でなぜ急ぐのかと問うドクシャに、ジュンヒョクは「今回の災厄は過去の人生で仲間だった。だから安全だ」と答えます。

その確信にドクシャは言葉を失います。何度も助けてくれた相手でありながら、百回以上の死を経験しても結末へわずかしか近づけなかったユ・ジュンヒョク。その判断を止める間もなく、第五の災厄「洪水の災厄」が孵化したという通知が表示されます。災厄を安全だとみなすジュンヒョクと、危機を感じるドクシャ。二人の見立てが食い違ったまま、物語は次の局面へ進みます。