キム・ドクシャは、人狼と化したソン・ミヌとの戦いを終え、ハン・スヨンとともに第五シナリオへの備えを進める。災厄を防ぐための隕石を探す二人は、人狼たちの拠点で新たな勢力と遭遇する。
ソン・ミヌの末路と魔王の警告
キム・ドクシャに素手で打ち倒されたソン・ミヌは、再生も止まりかけた状態で倒れていた。ドクシャは過去の心的外傷に以前より耐えられるようになり、星座「遅れてきた試練を克服する者」から烙印「自己合理化」を授かる。
星座たちが復讐を望む中、ドクシャはミヌを殺さず立ち去る。代わりにとどめを刺したハン・スヨンは、ミヌが第72位の魔王アンドラスの眷属だったため、その魔王に目をつけられてしまう。
アンドラスは人狼を象徴とし、ミヌの肉体再生能力もその加護によるものだった。ドクシャは、魔王の敵となれば絶対善の星座たちから支援を受けられる可能性があるとスヨンに説明する。
ハン・スヨンの後援星座候補
会話の中で、スヨンがまだ後援星座を選んでいないことが判明する。選択の機会は限られており、彼女は最初から決めることを避けていた。第五シナリオは災厄シナリオに当たるため、次の後援星座選択に参加できる。
スヨンが関心を寄せられていると明かした星座は「深淵の黒炎竜」だった。ドクシャは、原作でキム・ナムウンを支援していた星座だと知っている。二人のやり取りを恋愛関係と捉えた星座から支援金が届くが、ドクシャは彼女との協力が今後十日間に限られ、依然として警戒すべき敵であると考えていた。
人狼の拠点で見た惨状
逃走した人狼たちを追い、二人は放送局近くの拠点に到着する。そこには大量の人間を閉じ込めてコインを得る施設があり、さらに人肉を食料として扱った痕跡が残されていた。
ドクシャは、人間が同族を食べることで外来種へ変化することを知っていた。食料を探す副シナリオに失敗した者たちが、この道へ進むことが多いという。
惨状に憤るスヨンに対し、ドクシャは彼女が情報を使って世界を支配しようとしているという噂を持ち出す。スヨンはそれを否定し、使徒たちを集めた第一の目的は世界の滅亡を防ぐことだったと語る。
西大門刑務所の武装集団と黄色い隕石
突然、銃声が響く。二人が駆けつけると、人狼の死体が山のように積み重なっていた。倒したのは刑務所の服を着た武装集団で、神聖属性を持つ弾丸を使用していた。
スヨンによれば、彼らは西大門刑務所を拠点とする強力な放浪者たちであり、仮面をつけた長髪の女性が率いている。その指導者も小説の読者らしいが、スヨンは詳しい情報を持っていなかった。
一人の武装した女性が近づき、銃撃で人狼の死体を崩す。下から現れたのは、災厄を防ぐためにドクシャが必要としていた巨大な黄色い隕石だった。人狼たちの力の源でもあるその石を前に、女性はドクシャへ向き直り、彼がキム・ドクシャ本人かどうかを尋ねる。