魔法使い寮へ戻ったトマーは、任務が遅れている理由を上司に問い詰められる。彼女の任務はレイチェルを負傷させるか弱らせ、しばらく普段の生活から遠ざけることだった。しかし、キム・ハジンがいつもレイチェルのそばにいて、計画を妨げている。トマーはハジンがレイチェルに一方的な好意を寄せ、彼女は迷惑していると思い込む。二人の関係を少し誇張して噂にし、チーム全体へ近づく方針を立てた。上司によれば、レイチェルを引き離した後は別の工作員が対応するという。その夜、依頼から二、三週間たっていた真実情報局から、ジェイミー・ジェイマー名義の依頼を受理したとの通知が届く。トマーは、探している人物の居場所が分かることを期待した。
金曜日の授業で、各チームは翌週、小規模ダンジョンの攻略法を発表する課題を告げられる。チームリーダー会議も翌週水曜日に予定された。ハジンはレイチェルたちをカフェに集め、三十分の相談で分担を決める。ジン・ホスンとイ・ボッキュが資料を集め、ジェイマーとレイチェルが魔力密度を計算し、ハジンが発表をまとめることになった。解散間際、レイチェルはハジンに王宮ギルドからの連絡を確認したか尋ねる。メールをほとんど読んでいなかったハジンは、年俸一億ウォンと追加待遇を示す事前契約の案内を見つけた。彼は特に好条件とは思わなかったが、レイチェルは内容を見るなと言い、激怒した様子でカフェを出ていく。ハジンには彼女が怒った理由が分からなかった。
日曜の夜、ハジンは対戦ゲーム『世紀の剣闘士』で、ナユンジャジャンマンという相手と何度も戦っていた。ランダム統合システムの強化率に恵まれ、連勝が続く。相手から戦い方を教えてほしいと頼まれたハジンは、四十三勝四十三敗の成績について、数字に執着したくないからだと嘘をつく。その考えに感心した相手は、今後も教わりたいと申し出た。
運動施設でチェ・ナユンと出会ったハジンは、彼女のゲーム内名がナユンジャジャンマンに似ていることに気づく。しかし、ナユンはジャージャー麺が好きではなく、相手の話し方も男性のようだったため、別人だろうと考えた。ナユンは自分のチームが難しい洪川カマキリダンジョンを選んでしまったと相談する。ハジンの見立てでは、選択を強く主張した魔法使いのオ・ジュンシクは、七つ星魔法使いの叔母を持ち、難題で加点を狙った可能性がある。発表はハヅキに任せた方がよいと助言するが、ナユンはジュンシクが同意するか不安がる。
八月十二日、スホの指導を受け始めて七日目のナユンは、近接攻撃を前に目を閉じなくなった。本人はゲームで出会った達人の影響を挙げる。相手のエキストラ7は危険を恐れず接近戦を仕掛け、勝敗の数字にもこだわらない。ナユンは彼を師匠と呼ぶほど尊敬していたが、その正体がハジンだとは気づいていない。そこへハジンが現れ、スホと親しげに歩き出す。二人の距離が縮まった理由を不思議に思うナユンは、ハジンがスホに自分の様子を尋ねたのを聞いて胸を高鳴らせる。しかし、返事は遠くて聞き取れず、複雑な思いのまま二人を見送った。