忠武路駅の緑地帯を支配する地主連合。その代表は、キム・ドクシャが知る物語で「十悪」の一人に数えられる危険人物だった。駅はもともと公共の場所だったが、今では緑地帯全体が彼の私有地として扱われている。
ドクシャはイ・ギリョンを背後にかばい、立ち入りに硬貨を要求する男に異議を唱える。男は500枚の硬貨を求めるが、ドクシャは相手が代表本人ではないと見抜き、直接支払うと主張して奥へ進む。
私有地への侵入警告が表示され、砲台がドクシャを狙う。それでも歩みを止めなかったのは、代表に自分の戦力を示し、侮られないようにするためだった。危険な賭けの末、ドクシャは物資の積まれたベンチに座る地主連合の代表と対面する。
緑地帯をめぐる交渉と決裂
ドクシャの目的は、仲間とともに緑地帯へ入ることだった。第三シナリオを安全に突破するには、この場所を確保する必要がある。しかし代表は、地主連合は部外者を受け入れないと拒絶し、一人につき毎日500枚の硬貨を要求する。
そこでドクシャは、支払いの代わりにユ・ジュンヒョクの情報を提供すると持ちかける。すでにジュンヒョクが地主連合と騒動を起こしていたため、その名に周囲は動揺する。ドクシャは彼と親しい仲間だと主張するが、代表は信用せず、家賃を踏み倒す人間ではないかと疑う。
ドクシャが交渉を打ち切って立ち去ろうとすると、代表は侵入の罰金を要求する。ドクシャとギリョンの二人で1,000枚。高額な要求を拒むと、代表は二人を入居者として失格とし、殺害を命じる。
砲台の攻撃が始まり、イ・ヒョンソンが金属製の盾でドクシャを守る。しかし、その腕は震えていた。ヒョンソンには攻撃を長く防ぐ力がなく、チョン・ヒウォンも不在である。正面から戦えば仲間に死者が出かねない。
ユ・ジュンヒョクの到着と脱出
追い詰められたドクシャは、今戦えば代表自身も命を落とすと告げる。地下から強烈な気配を放ちながら現れたのは、ユ・ジュンヒョクだった。
同行するイ・ジヘは、ドクシャが師匠の仲間を名乗っていたと訴える。ドクシャは親しげにジュンヒョクへ声をかけ、仲間であることを証明するよう求める。周囲の星座も、その返答に注目していた。
だが、ジュンヒョクはドクシャを明確に仲間とは認めなかった。代わりに地主連合の代表へ刃を向ける。衝突を避けたい代表は一行を通し、ドクシャたちは無事にトイレを利用した後、三号線のホームへ降りることができた。
再会後の軽口と賢者の目
再会したドクシャに、ジュンヒョクは生きていたのかと告げ、死んでいればよかったとまで口にする。ドクシャは腹を立てるが、相手の驚異的な成長を確認して手を出せない。
ジュンヒョクの成長速度は、ドクシャが知る物語の展開より速かった。それだけ大きな危険を冒している可能性があり、ドクシャは不安を覚える。それでも今後のシナリオを突破するには、ジュンヒョクとの関係を維持する必要があった。
やがてジュンヒョクは、ドクシャの仲間たちに目を向け、「賢者の目」で評価する。イ・ヒョンソンを仲間にしながら十分に成長させていないと判断し、ドクシャに失望する。
その評価がドクシャの胸に刺さるなか、ジュンヒョクの視線が突然止まる。初めて困惑の色を浮かべた彼は、目にした何かに対して「何だ、あれは」と疑問を抱く。何を見つけたのかは明かされないまま、第28話は終わる。