金湖(クムホ)駅で、キム・ドクシャは女性を襲った駅の有力集団の男たちと対峙する。サブシナリオを通じてチョルスの絶望を知り、仲間との再会を果たした彼は、駅をまとめるチョン・イノの笑顔に、別種の危険を見いだす。
無力化を求めるサブシナリオ
男たちに囲まれたドクシャは、敵を殺すのではなく、動けなくすることを選ぶ。サブシナリオの条件は、妨害者の「無力化」だった。そこへ、後方で成り行きを見ていたチョルスが前に出る。
チンピラの君主の支援を受けるチョルスは、威圧や虚勢でドクシャを押さえ込もうとする。しかし能力差は大きく、攻撃はほとんど通じない。意外にも、星座は化身が追い詰められる様子を楽しみ、ドクシャへコインを贈る。さらにサブシナリオの制限時間まで延長された。
チョルスが抱えていた絶望
ドクシャはチョルスを制圧しながら、なぜ弱い人々を傷つけたのかと問いかける。返事を期待した質問ではなかったが、死を恐れないような彼の目を見て、ドクシャは気づく。チョルスは世界が崩壊する前から人生に絶望していたのだ。その姿には、自分と重なるところもあった。
ドクシャが彼を気絶させると、サブシナリオは達成となり、報酬として300コインを得る。女性とコンビニの袋を抱えたまま、男たちの案内で駅の人々が集まる場所へ向かう。
仲間との再会、そしてチョン・イノ
そこでドクシャを迎えたのは、ユ・サンア、イ・ギリョン、イ・ヒョンソンだった。再会を喜ぶ三人。イ・ヒョンソンからは、ユ・ジュンヒョクがドクシャの生存を予想していたことと、前日に駅を離れたことが伝えられる。
その場へ武器を持った男たちが割り込み、以前ドクシャを置き去りにしたハン・ミョンオが彼を危険人物だと騒ぎ立てる。だが、周囲は従わない。現れたチョン・イノは、駅の有力集団を実質的に率いる人物だった。
チョン・イノはドクシャを歓迎し、仲間を救った勇敢な人物として人々に紹介する。持ち込んだ食料も称賛し、飢えた人々の期待を彼へ向けさせた。その様子からドクシャは、絶望のまま暴れる者よりも、他人の絶望を利用して力を得る者こそ危険だと見抜く。
笑顔で差し出された握手。その瞬間、ドクシャの内心ではチョン・イノの未来がすでに決まっていた。歓迎の裏にある思惑を感じさせ、第16話は次の対立へとつながる。