第三シナリオの三日目、キム・ドクシャたちは地主連合を崩す作戦を開始する。作戦の要となるイ・ヒョンソンは、仲間からの信頼に戸惑いながらも、自ら正義を実行する意思を見せる。ドクシャたちがコン・ピルドゥの私有地へ踏み込むと、ヒョンソンに大きな変化が訪れた。
作戦開始とヒョンソンの迷い
ドクシャたちは地下鉄3号線のホームに集まり、前夜に倒した8級地下種グロルの角で作った刃物や槍を手にする。角から鈍器は作れず、イ・ギリョンだけは地ネズミの武器を使い続ける。地主連合に気づかれる前に動くため、チョン・ヒウォン、ユ・サンア、ギリョンは担当階へ向かい、ドクシャはヒョンソンと階段を上る。
ヒョンソンは、周囲の期待に応えられるか不安だと打ち明ける。軍人時代にも、これほど信頼されたことはなかったという。ドクシャが彼を頼りにしていると伝え、作戦後に軍隊時代の話を聞きたいと告げると、ヒョンソンの心が開き、人物への理解が深まったという通知が現れた。ヒョンソンもまたドクシャの過去を知りたがる。その姿を見て、ドクシャは彼を小説の登場人物ではなく、生きた人間として改めて意識する。
地主連合の土地へ
二人の前には、女性を髪でつかみ拘束した地主連合の男たちが現れる。ヒョンソンは彼女を解放するよう求め、ドクシャのうなずきを受けて、自分の意思で正義を行おうとする。人物進化が近づいているという通知が出るなか、ドクシャはコインを使い、体力と筋力をそれぞれレベル15から18へ上げた。
地下鉄各所の爆発音が作戦開始の合図となり、二人は連合の前列へ突入する。ドクシャは技能で女性を拘束していた男の腕を切り落とし、追手を振り切って地下2階へ進んだ。そこはコン・ピルドゥの私有地だった。
ヒョンソンは「大山押し」で連合員を押しのけるが、ピルドゥが「武装地帯」を発動すると、五基の小型砲塔が魔力弾を放つ。ドクシャは鋼鉄の盾で砲撃を受け止めるものの、盾は傷み、私有地の効果で侵入者の能力値まで下がり始める。強化弾が放たれようとした時、負傷した連合員が駆け込み、土地で起きた異変を報告する。ドクシャはイ・ジヘが動いたと察した。
ヒョンソンの進化と私有地の崩壊
ドクシャに促されたヒョンソンは、不安を抱えながらも退かず、人物進化を遂げる。銀色の気配とともに星痕「大山砕き」が解放された。巨大化した腕で地面を打つと亀裂が広がり、砲塔の狙いが逸れ、地下2階の床が崩れ始める。
緑地帯が破壊され、続いてピルドゥの私有地も消滅した。ドクシャは崩落する地面を前に、誰も自分の土地を持たなかった頃へ戻ろうとピルドゥに告げる。地主連合の支配基盤そのものが崩れたところで、第33話は幕を閉じる。